エルベシャプリエのアッパーライン「GP」は2005年に登場したシリーズです。「軽さ・耐久性・見た目の美しさ」にこだわって作られたGPラインは、オンとオフどちらのコーディネートでも活躍するアイテム。
こちらの記事では、GPラインのリュクス舟型トートM「707GP」の収納例やサイズ感、バッグの中身を写真付きでレポートしています。
707GPは大きすぎず、小さすぎず使いやすいサイズ感が特徴。エルベシャプリエが販売しているバッグの中でも特に普段づかいしやすい大きさです。
カラーは「マスティック×イヴォワール」を選びました。冬場にブラックやネイビーなどダークトーンのアウターを着ることが多いので、よく使用する707GPで全体のカラーバランスを調節しています。
バッグのシルエットが美しく、見た目以上に収納力があるバッグでした。
キャミソールにカーディガン、デニムパンツのカジュアルなコーディネートに合わせました。GPラインのトートバッグは、キャンバストートバッグとは違った印象に仕上げてくれます。
エルベシャプリエのGPラインのバッグは、パッと見た感じはレザーのような風合いです。素材には「コーテッドキャンバス」が使用されており、丈夫なコットンキャンバスにゴムのような素材がコーティングされています。
丈夫で水に強いコーティングキャンバスに小石模様が施されているのが特徴です。
ボディ部分の小さな汚れは消しゴムで手入れすることができます。ボールペンのインクやデニムの色移りは落とすことができないのでご注意ください。
バッグの片側に付いているレザータグは天然皮革を使用しており、風合いや質感に若干の個体差があります。
エルベシャプリエのGPラインのバッグは全てフランス製です。
707GPは幅が広く、高さを抑えたバッグです。
舟型トートバッグなのでマチが広く、見た目以上に収納力があるアイテムです。
707GPの重さを測ってみたところ、1個430gでした。コーデュラナイロンを使用しているCラインよりも少し重さがありますが、実際に持ってみると見た目よりも軽く感じました。
GPラインの「707GP」とCラインの「707C」を並べてみました。どちらも舟型トートのMサイズで、形やサイズが統一されています。
トートバッグ全体の上品さや形の美しさはやはり707GPです。707Cは707GPよりも購入しやすい価格で、軽量なのが嬉しいポイントです。
707Cを3年ほど使用し、その後707GPを追加購入しました。利用シーンで使い分けることが多く、どちらもよく利用しているバッグです。
707GPは500mlペットボトルとマグボトル(350ml)を立てて収納しやすい大きさでした。
500mlペットボトルの蓋がバッグからはみ出さず、出し入れがしやすいです。冷えているペットボトルを入れる場合は専用カバーやタオルを巻くようにしています。
707GPは長財布を収納しやすい大きさです。財布のサイズによっては立てて収納できますが、取り出し口ギリギリの高さになることも。
防犯面を考えても長財布は横向きに収納するのがおすすめです。
707GPには1つだけスナップボタンが付いていました。ボタンにはHerve Chapelierの文字がデザインされています。
真ん中部分に1箇所だけ付いており、中身を少し隠したい場合に重宝します。
707GPは持ち手がやや短めです。肩がけはできず、手で持ったり、腕に通して使用しています。
耐久性があるハンドルですが、ハンドルカバーを付けるとよりキレイに使用することができます。エルベシャプリエの純正品ではなく、クロード元町のレザーハンドルカバーを使用しています。
ハンドルを保護するのはもちろん、荷物が多い時に手に掛かる負担を軽減してくれるのも嬉しいポイントです。
GPラインの特徴の一つが内側のポケットです。707Cにはポケットが付いておらず、707GPには1つ付いていました。
程よく深さがあり、スマートフォンやハンドクリームなど縦長のアイテムも収納しやすいです。
上の写真では、6.5インチサイズのiPhone11 Pro Max(高さ15.8cm×幅7.78cm)をポケットの上に置いてみました。
iPhone11 Pro Maxのカメラ部分が少し見えるだけで、問題なく収納することができました。バッグの中で倒れやすいハンドクリームの収納場所としても重宝しています。
キーケースや定期入れ、カードケース、リップクリームなど小さいアイテムの収納にもおすすめです。
ポケットは定期入れがきちんと隠れる大きさで、出し入れもスムーズです。
エルベシャプリエのバッグは収納・保管しやすいのが便利なポイントです。707GPもマチ部分を折りたたむことができ、コンパクトに収納することができました。
GPラインのバッグをエルベシャプリエ正規店(実店舗・オンラインショップ)で購入した場合、専用の保存袋が付いています。707GPのマチを折りたたみ、保存袋に入れて収納しました。
707GPに収納していたアイテムを並べてみました。長財布やポーチ、DEAN&DELUCAの折りたたみバッグ、500mlペットボトルを入れています。
ポケットにスマートフォン、キーケース、リップクリームを入れ、他のアイテムは取り出しやすいように収納しました。
707GPはマチが広いので安定感があり、形が崩れにくいのが嬉しいポイント。取り出し口が広いのでバッグの中身の入れ替えもしやすいです。
GPラインのトートバッグはファスナーが付いておらず、スナップボタンで1箇所を留めることができます。
バッグの中身が見えないようにする場合は、ハンドルカバーと同じブランド「クロード元町」の巾着型バッグインバッグが重宝します。
便利なアイテムですが、巾着の紐が硬く感じることも。紐は使用せず、上の写真のように取り出し口を片側に折って使用するのもおすすめです。
707GPはA4サイズは入りませんが、iPad mini4などの小型タブレットや本、手帳を収納しやすい大きさです。
荷物が増える可能性がある場合は薄手の折りたたみバッグを入れるようにしています。
サイズが小さい持ち物が多い場合は、バッグインバッグを使用するようにしています。よく使用しているのが「invite.L」のフェルトバッグインバッグです。
パスケースやキーケースをバッグインバッグのポケットに入れました。バッグの中で倒れやすいiPad mini4や手帳も立てて収納することができました。
707GPはコンパクトサイズのバッグですが、マチが広いのでバッグの中で物が倒れてしまうことも。バッグインバッグが仕切りとなり、物が取り出しやすいように収納することができました。
フェルトのバッグインバッグは軽量で使いやすい点が気に入っています。
707GPは普段づかいしやすい大きさ、収納力のバッグです。荷物が多い日やA4サイズの持ち物がある時は725GP(リュクス舟型トートL)が活躍します。
707GPと725GPを重ねてみるとサイズの違いがよく分かりました。
707GPは高さを抑えているので、バッグのシルエットをきれいに保つことができています。どちらもよく使用しており、購入するまで半年ほど悩みましたが(主にお値段)、購入して良かったバッグです。