エルベシャプリエのアッパーライン「GP」は、他のラインよりも高級感があるバッグを展開しています。Cライン(コーデュラナイロン)やNライン(ベーシックナイロン)よりも価格が高く、購入するかどうか何度も悩みました。
実際に使用してみると想像以上に使いやすく、手入れがしやすいのが特徴。重すぎず、バッグ自体に耐久性があるので牛革(レザー)バッグよりもガシガシと使用することができます。
サイズが大きい725GPは荷物が多い日に活躍するアイテムです。マチが広いので形が崩れにくく、ホテルやレストラン、オフィスでも使いやすいデザインでした。
上の写真では、クロード元町のレザーハンドルカバー(別売り)を付けています。
725GPは長く使いたいと思い、ベーシックなカラー「ノワール×ノワール」を選びました。黒のシンプルなトートバッグなので、ホワイトパンツなど明るめコーディネートの引き締め役としても活躍しています。
こちらの記事では、エルベシャプリエの725GP・リュクス舟型トートLの収納例やサイズ感、バッグの中身を写真付きでレポートしています。
GPラインのトートバッグはレザーではなく、コーテッドキャンバスという素材が使用されています。丈夫なコットンキャンバスにゴムのような素材をコーティングしており、汚れや水に強いのが特徴。
見た目よりも軽量で耐久性があるので、普段づかいしやすいバッグです。
本体の小さな汚れは消しゴムで手入れすることができます。力を入れて消しゴムを使用するのはNGです。
ノワール×ノワール(黒)は汚れが目立ちにくく、程よく高級感があります。
725GPは幅が広く、約50cmほどありました。
マチが24cmあり、収納力があるトートバッグです。マチが広い分、荷物が少ないと中で荷物が動いてしまうことも。
725GPの重さを測ってみると、530gでした。Mサイズの707GPよりも100gほど重いですが、実際に持ってみると「思っていたよりも軽い」と感じました。
725GPとコーデュラナイロンを使用しているCライン「725C」を並べてみました。どちらも舟型トートのLサイズで、形やデザインが統一されています。
725GPは価格が高い分、シルエットのきれいさと高級感が魅力です。725Cは非常に軽く、丈夫なコーデュラナイロンを使用しているので、ガシガシと使い込みたい時に重宝します。
収納量はほとんど同じなので、出かける場所で725GPと725GPを使い分けています。
725GPの持ち手の長さはやや短めです。肩がけは難しく、手で持ったり、腕に通して使用しています。
トートバッグ自体にはハンドルカバーが付いておらず、2020年3月時点ではエルベシャプリエの純正レザーハンドルは発売されていません。
楽天市場の人気アイテム「クロード元町 レザーハンドルカバー」を組み合わせて使用することが多いです。ハンドルを保護してくれるのはもちろん、荷物が重い日に手に掛かる負担を和らげてくれます。
725GPにはスナップボタンが付いていました。ボタンにはHerve Chapelierの文字がデザインされています。
CラインとGPラインで異なるのが「内側ポケットの有無」です。同じ形の725Cにはポケットがなく、こちらの725GPにはポケットが付いています。
ポケットのあるなしで使い勝手が大きく変わります。リップクリームやスマートフォン、パスケースなどよく使用するアイテムをすぐに取り出すことができました。
内側ポケットに6.5インチのiPhone11 Pro Max(高さ15.8cm×幅7.78cm)を載せてみました。程よく深さがあるポケットなので大きいサイズのスマートフォンも倒れずに収納することができます。
サイズにもよりますが、二つ折り財布(コンパクトウォレット)の収納スペースとして使用できます。
コインケースやカードケースの収納にも便利です。
バッグの中で迷子になりやすいパスケースやキーケースの収納場所としてもおすすめです。
ハンドクリームとレザー小物をまとめて収納することができました。ウェットシートやポケットティッシュ入れとしても役立ちます。
725GPはA4サイズの書類やファイル、雑誌を入れることができました。
A4対応ファイルを入れた状態でも左右スペースにゆとりがあります。舟型なのでA4サイズのアイテムを多く収納するとバランスが取りづらくなることも。
13インチのMac Book Proも収納することができました。
ノートパソコンケースに入れ、13インチのノートPCを立てて収納しました。サイズは問題なく入りましたが、肩がけができないので重い物を長時間持ち運ぶのは不向きです。
長時間ノートPCを持ち歩いていると、腕が痛くなってきました。
725GPに入れているアイテムを並べてみました。長財布やマグボトル、A4ファイルと雑誌、ポーチなどを収納しています。
725GPはマチが広いので収納スペースにゆとりがあります。収納する物が少ない場合、持ち歩いている時に中の物が倒れたり、動くことも。
レザー小物やハンカチ、スマホグッズなど小さいアイテムが多い場合は、バッグインバッグを使用しています。
フェルトのバッグインバッグでポケットが付いているのが便利です。ポケット部分にレザー小物やリップクリームを収納しました。
バッグの中で倒れやすいiPad mini4などの小型タブレットや手帳をバッグインバッグに入れています。
バッグインバッグが仕切りとなり、他のスペースも使いやすくなりました。貴重品をバッグインバッグに入れておくと、バッグの入れ替えもスムーズです。
バッグインバッグを使用すると中で物が動きにくくなり、バッグ自体もきれいな形を保ちやすいです。
貴重品や手入れグッズなど、中の物を見せたくない場合はクロード元町の「巾着型のバッグインバッグ」が重宝します。エルベシャプリエのバッグに合うように作られたアイテムで、725GPと725Cのどちらでも使用することができました。
巾着の紐がやや固めなので、物の出し入れが多い時は上の写真のように取り出し口を畳んで使用しています。すぐに取り出したいスマートフォンはバッグの内側ポケットに入れました。